子宮がん検診 |
投稿:近藤 |
当クリニックのある那珂川市の 子宮がん検診の受診率が 那珂川市のホームページ上に 掲載されております。 「平成30年度統計なかがわ」 によると、子宮がんの受診率が 平成27年度28.6%→平成29年度 9.3%と減少しています。(ちなみに 平成28年度の全国平均は42.4%) 昨年、産婦人科専門医とがん治療 認定医の更新をしましたが、子宮 頚癌は不正出血などの症状が あってからの受診では、がんが 進行して手遅れになることが多い ため、がん検診が勧められています (特に子宮頚部腺癌は進行が早い) 以前、「当院における子宮頚部円錐 切除術の現況」という論文を執筆した 際、子宮がん検診を受診することが、 特に好発年齢(20〜40代)の子宮 温存につながることが分かりました。 各自治体により、がん検診の 受診方法(バスでの集団健診、 各クリニックでの個別健診)などが 異なることがありますが、忙しくて、 がん検診を受けられていない方は、 2年に1度は子宮がん検診を個別に 受けられることをお勧めします。 |
2019年4月7日(日) |
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